Brief

 1. 2024年7月22日及び23日に、神奈川県横浜市において、「第10回生物多様性政策対話」が開催されます。この会合では、生物多様性政策に関する日中韓三か国間での情報交換・議論が行われます。   2.   2日目の同年7月23日には、第4回政策対話において設置が合意された「日中韓外来種専門家会合」が開催されるとともに、エクスカーション(「自然共生サイト」及び港湾でのヒアリ対策の視察)が行われます。 ,  日中韓生物多様性政策対話(以下、「政策対話」)は、平成24年5月に開催された第14回日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM14)において、北東アジアの生物多様性保全促進のため、日中韓で政策対話を行うことが合意されたことを受けて開始されました。政策対話では、生物多様性政策に関する情報交換・議論が、日中韓の事務レベルで行われます。    これまで、第4回(平成29年:静岡市での対面開催)及び第7回(令和2年:オンライン開催)の2回の会合が日本によるホストで開催されています。今回の会合は、日本がホストする政策対話としては3回目となり、また、日本において対面で開催される会合としては、7年ぶりとなります。    今次政策対話では、本年10月に開催予定の「第16回生物多様性条約締約国会議(COP16)」に向け、その主要議題に係る日中韓それぞれの考え方について相互理解の醸成を図ります。また、いわゆる「30by30目標」(※1)達成に向けて創設した日本における新たな制度である「自然共生サイト」(※2)へのエクスカーションを含めるなど、日本における生物多様性政策を両国に紹介する予定です。 (※1) 30by30(サーティ・バイ・サーティ)目標とは、2030年までに生物多様性の損失を食い止め、回復させる自然再興(ネイチャーポジティブ)というゴールに向け、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標です。 (※2) 自然共生サイトとは、民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域を国が認定するものです。   環境省webサイト:「自然共生サイト」   https://policies.env.go.jp/nature/biodiversity/30by30alliance/kyousei/ ,    日中韓外来種専門家会合は、平成29年に開催された第4回日中韓生物多様性政策対話において設置が合意されました。ヒアリをはじめとする侵略的外来種について、三カ国の専門家及び行政担当者が科学的な見地から、対策に関する議論や情報交換を行うことを目的としています。第1回会合は、平成30年の第5回日中韓生物多様性政策対話の際に開催され、「侵略的外来昆虫対策に関する現行の管理システム」及び「侵略的外来昆虫に関する最近の課題」について情報交換を行いました。今回は2回目の開催となります。 , ● 会議名称        [日本語]第10回日中韓生物多様性政策対話   [英語]The 10th Tripartite Policy Dialogue on Biodiversity Conservation   ● 日程・場所  2024年7月22日(月)~同年7月23日(火)  於:神奈川県横浜市(視察の一部は東京都内で実施)   ● 主催:環境省   共催:横浜市みどり環境局   ● 参加者  日本(環境省自然環境局)、中華人民共和国(中国)(生態環境部等)、大韓民国(韓国)(環境省自然保護局)を中心に計50名程度   ● 主な議題  ・生物多様性国家戦略の策定・改訂等の進捗  ・資源動員  ・気候変動  など   ● エクスカーション(2024年7月23日(火))  日本における生物多様性保全に関わる取組を、中国及び韓国からの出席者に対して紹介することを目的に、エクスカーションを行います。エクスカーションでは、自然共生サイトに2023年前期に認定された、ENEOS株式会社根岸製油所の視察を行います。  また、「日中韓外来種専門家会合」の開催にあわせ、東京港でのヒアリ対策の視察も実施します。   【ENEOS株式会社根岸製油所の自然共生サイトについて】  名称:ENEOS株式会社 根岸製油所 中央緑地  面積:6.2ha

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 1. 2024年7月22日及び23日に、神奈川県横浜市において、「第10回生物多様性政策対話」が開催されます。この会合では、生物多様性政策に関する日中韓三か国間での情報交換・議論が行われます。   2.   2日目の同年7月23日には、第4回政策対話において設置が合意された「日中韓外来種専門家会合」が開催されるとともに、エクスカーション(「自然共生サイト」及び港湾でのヒアリ対策の視察)が行われます。 ,  日中韓生物多様性政策対話(以下、「政策対話」)は、平成24年5月に開催された第14回日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM14)において、北東アジアの生物多様性保全促進のため、日中韓で政策対話を行うことが合意されたことを受けて開始されました。政策対話では、生物多様性政策に関する情報交換・議論が、日中韓の事務レベルで行われます。    これまで、第4回(平成29年:静岡市での対面開催)及び第7回(令和2年:オンライン開催)の2回の会合が日本によるホストで開催されています。今回の会合は、日本がホストする政策対話としては3回目となり、また、日本において対面で開催される会合としては、7年ぶりとなります。    今次政策対話では、本年10月に開催予定の「第16回生物多様性条約締約国会議(COP16)」に向け、その主要議題に係る日中韓それぞれの考え方について相互理解の醸成を図ります。また、いわゆる「30by30目標」(※1)達成に向けて創設した日本における新たな制度である「自然共生サイト」(※2)へのエクスカーションを含めるなど、日本における生物多様性政策を両国に紹介する予定です。 (※1) 30by30(サーティ・バイ・サーティ)目標とは、2030年までに生物多様性の損失を食い止め、回復させる自然再興(ネイチャーポジティブ)というゴールに向け、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標です。 (※2) 自然共生サイトとは、民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域を国が認定するものです。   環境省webサイト:「自然共生サイト」   https://policies.env.go.jp/nature/biodiversity/30by30alliance/kyousei/ ,    日中韓外来種専門家会合は、平成29年に開催された第4回日中韓生物多様性政策対話において設置が合意されました。ヒアリをはじめとする侵略的外来種について、三カ国の専門家及び行政担当者が科学的な見地から、対策に関する議論や情報交換を行うことを目的としています。第1回会合は、平成30年の第5回日中韓生物多様性政策対話の際に開催され、「侵略的外来昆虫対策に関する現行の管理システム」及び「侵略的外来昆虫に関する最近の課題」について情報交換を行いました。今回は2回目の開催となります。 , ● 会議名称        [日本語]第10回日中韓生物多様性政策対話   [英語]The 10th Tripartite Policy Dialogue on Biodiversity Conservation   ● 日程・場所  2024年7月22日(月)~同年7月23日(火)  於:神奈川県横浜市(視察の一部は東京都内で実施)   ● 主催:環境省   共催:横浜市みどり環境局   ● 参加者  日本(環境省自然環境局)、中華人民共和国(中国)(生態環境部等)、大韓民国(韓国)(環境省自然保護局)を中心に計50名程度   ● 主な議題  ・生物多様性国家戦略の策定・改訂等の進捗  ・資源動員  ・気候変動  など   ● エクスカーション(2024年7月23日(火))  日本における生物多様性保全に関わる取組を、中国及び韓国からの出席者に対して紹介することを目的に、エクスカーションを行います。エクスカーションでは、自然共生サイトに2023年前期に認定された、ENEOS株式会社根岸製油所の視察を行います。  また、「日中韓外来種専門家会合」の開催にあわせ、東京港でのヒアリ対策の視察も実施します。   【ENEOS株式会社根岸製油所の自然共生サイトについて】  名称:ENEOS株式会社 根岸製油所 中央緑地  面積:6.2ha

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