Brief

Summary:
The document discusses the measurement of exposure to ionizing radiation, specifically in relation to dosimetry, detailing the conversion relationship between Sievert (Sv) and Gray (Gy) and the importance of accurate dosimetry in radiation protection. It also covers the calculation of effective dose and equivalent dose, as well as the conversion between these units, highlighting the importance of accurate radiation measurement and calibration for radiation protection.

 環境省では、大気汚染防止法(昭和43年法律第97号)第22条第3項に基づき、放射性物質による大気の汚染の状況の常時監視(モニタリング)を行っています。  今般、令和4年度のモニタリング結果を取りまとめましたのでお知らせします。 全国の測定地点(307地点)の空間放射線量率は、過去の調査結果と比べて特段の変化は見られませんでした。 ,  環境省では、大気汚染防止法に基づき、放射性物質による大気汚染状況の常時監視(モニタリング)を行っています。  具体的には、環境省が離島等で実施している環境放射線等モニタリング調査における測定結果及び原子力規制委員会が各都道府県で実施している環境放射能水準調査等における測定結果を取りまとめています。  測定は、空間放射線量率及び大気浮遊じんの放射能濃度並びに大気浮遊じん及び大気降下物中の核種分析を行っており、このうち、環境省が行っている空間放射線量率並びに大気浮遊じんの全アルファ及び全ベータ放射能濃度等の測定結果については、随時、速報値としてインターネット上で公表しています。  https://housyasen.env.go.jp/    なお、令和4年度に、環境省が環境放射線等モニタリング調査において行った大気浮遊じんの全アルファ及び全ベータ放射能濃度並びに土壌及び陸水の核種分析の調査結果を含めた調査結果の詳細は、以下の環境省ホームページに掲載しています。  https://www.env.go.jp/air/rmcm/conf_cm3.html , (1)測定期間  令和4年4月1日から令和5年3月31日まで   (2)測定項目  ア 空間放射線量率  イ 核種分析(大気浮遊じん、大気降下物)   (3)測定地点  ア 空間放射線量率      307地点   (環境放射線等モニタリング調査10地点、環境放射能水準調査等297地点)  イ 核種分析   ① 大気浮遊じん    58地点   (環境放射線等モニタリング調査10地点、環境放射能水準調査48地点)   ② 大気降下物    51地点    (環境放射線等モニタリング調査4地点、環境放射能水準調査47地点)   (4)評価方法  ・ 空間放射線量率、大気浮遊じん及び大気降下物の核種分析のデータを対象として、降雨等の気象データを参考に、直近の過去3年間(平成31年4月から令和4年3月)及び東京電力福島第一原子力発電所事故(以下「原発事故」という。)の前3年間(平成20年1月から平成22年12月)の調査結果と比較し評価を行いました。  ・ 得られたデータの最大値、最小値及び平均値を求め、変動範囲を確認しました。 (5)測定結果と評価  ア 空間放射線量率   ① 全国の空間放射線量率の範囲は、0.005~0.256μSv/h注1(マイクロシーベルト毎時)でした。今回の調査結果は、過去の調査結果(過去3年間及び原発事故の前3年間のデータ)と比べて特段の変化は見られませんでした。注2   ② 全国307地点のうち、過去の調査結果(過去3年間及び原発事故の前3年間のデータ)と比べて最大値が高かった80地点については、降雨が確認されており、一時的な上昇であることから自然現象に伴う空間放射線量率の変動と考えられます。   ③ 原発事故後に空間放射線量率が上昇した東北及び関東の地点については、空間放射線量率の平均値は過去3年間の調査結果と比べて減少若しくは同等となっています。      (注1)本公表では、1Gy/h(グレイ毎時)=1Sv/h(シーベルト毎時)と換算して表示しています。    (注2)「特段の変化」とは、今回の測定結果が、直近の過去3年間(平成31年4月から令和4年3月)及び原発事故の前3年間(平成20年1月から22年12月)の調査結果と比較して外れた値ではない(降水による空間放射線量率の一時的な上昇及び移設等による周辺環境の変化に伴う値の変化を除く。)こととして専門的評価を受けて確認したものです。      イ 核種分析   ① 大気浮遊じん  ・ γ線スペクトロメトリーによって大気浮遊じんを分析した結果、一部の調査地点では、人工放射性核種であるセシウム137がわずかに検出されたものの、その他の地点においては、不検出でした。なお、セシウム134についてはすべての地点で不検出でした。  ・ 大気浮遊じんを分析した結果、一部の調査地点を除き概ね過去の調査結果と比べて特段の変化は見られませんでした。また、今回の当該地域を含めて稀にセシウム137が検出された事例があることから、今後も注視していきます。   ② 大気降下物  ・ γ線スペクトロメトリーによって大気降下物を分析した結果、一部の調査地点では、人工放射性核種であるセシウム134及びセシウム137が検出されたものの、ほとんどの地点において不検出かあるいはわずかの検出でした。  ・ 大気降下物を分析した結果、概ね過去の調査結果と比べて特段の変化は見られなかったことから、新たな事象による人工放射性核種の影響は認められなかったものと考えられます。

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 環境省では、大気汚染防止法(昭和43年法律第97号)第22条第3項に基づき、放射性物質による大気の汚染の状況の常時監視(モニタリング)を行っています。  今般、令和4年度のモニタリング結果を取りまとめましたのでお知らせします。 全国の測定地点(307地点)の空間放射線量率は、過去の調査結果と比べて特段の変化は見られませんでした。 ,  環境省では、大気汚染防止法に基づき、放射性物質による大気汚染状況の常時監視(モニタリング)を行っています。  具体的には、環境省が離島等で実施している環境放射線等モニタリング調査における測定結果及び原子力規制委員会が各都道府県で実施している環境放射能水準調査等における測定結果を取りまとめています。  測定は、空間放射線量率及び大気浮遊じんの放射能濃度並びに大気浮遊じん及び大気降下物中の核種分析を行っており、このうち、環境省が行っている空間放射線量率並びに大気浮遊じんの全アルファ及び全ベータ放射能濃度等の測定結果については、随時、速報値としてインターネット上で公表しています。  https://housyasen.env.go.jp/    なお、令和4年度に、環境省が環境放射線等モニタリング調査において行った大気浮遊じんの全アルファ及び全ベータ放射能濃度並びに土壌及び陸水の核種分析の調査結果を含めた調査結果の詳細は、以下の環境省ホームページに掲載しています。  https://www.env.go.jp/air/rmcm/conf_cm3.html , (1)測定期間  令和4年4月1日から令和5年3月31日まで   (2)測定項目  ア 空間放射線量率  イ 核種分析(大気浮遊じん、大気降下物)   (3)測定地点  ア 空間放射線量率      307地点   (環境放射線等モニタリング調査10地点、環境放射能水準調査等297地点)  イ 核種分析   ① 大気浮遊じん    58地点   (環境放射線等モニタリング調査10地点、環境放射能水準調査48地点)   ② 大気降下物    51地点    (環境放射線等モニタリング調査4地点、環境放射能水準調査47地点)   (4)評価方法  ・ 空間放射線量率、大気浮遊じん及び大気降下物の核種分析のデータを対象として、降雨等の気象データを参考に、直近の過去3年間(平成31年4月から令和4年3月)及び東京電力福島第一原子力発電所事故(以下「原発事故」という。)の前3年間(平成20年1月から平成22年12月)の調査結果と比較し評価を行いました。  ・ 得られたデータの最大値、最小値及び平均値を求め、変動範囲を確認しました。 (5)測定結果と評価  ア 空間放射線量率   ① 全国の空間放射線量率の範囲は、0.005~0.256μSv/h注1(マイクロシーベルト毎時)でした。今回の調査結果は、過去の調査結果(過去3年間及び原発事故の前3年間のデータ)と比べて特段の変化は見られませんでした。注2   ② 全国307地点のうち、過去の調査結果(過去3年間及び原発事故の前3年間のデータ)と比べて最大値が高かった80地点については、降雨が確認されており、一時的な上昇であることから自然現象に伴う空間放射線量率の変動と考えられます。   ③ 原発事故後に空間放射線量率が上昇した東北及び関東の地点については、空間放射線量率の平均値は過去3年間の調査結果と比べて減少若しくは同等となっています。      (注1)本公表では、1Gy/h(グレイ毎時)=1Sv/h(シーベルト毎時)と換算して表示しています。    (注2)「特段の変化」とは、今回の測定結果が、直近の過去3年間(平成31年4月から令和4年3月)及び原発事故の前3年間(平成20年1月から22年12月)の調査結果と比較して外れた値ではない(降水による空間放射線量率の一時的な上昇及び移設等による周辺環境の変化に伴う値の変化を除く。)こととして専門的評価を受けて確認したものです。      イ 核種分析   ① 大気浮遊じん  ・ γ線スペクトロメトリーによって大気浮遊じんを分析した結果、一部の調査地点では、人工放射性核種であるセシウム137がわずかに検出されたものの、その他の地点においては、不検出でした。なお、セシウム134についてはすべての地点で不検出でした。  ・ 大気浮遊じんを分析した結果、一部の調査地点を除き概ね過去の調査結果と比べて特段の変化は見られませんでした。また、今回の当該地域を含めて稀にセシウム137が検出された事例があることから、今後も注視していきます。   ② 大気降下物  ・ γ線スペクトロメトリーによって大気降下物を分析した結果、一部の調査地点では、人工放射性核種であるセシウム134及びセシウム137が検出されたものの、ほとんどの地点において不検出かあるいはわずかの検出でした。  ・ 大気降下物を分析した結果、概ね過去の調査結果と比べて特段の変化は見られなかったことから、新たな事象による人工放射性核種の影響は認められなかったものと考えられます。

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