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 環境省は、令和6年6月28日(金)に開催される国土交通省交通政策審議会第93回港湾分科会において審議される3つの港湾計画(変更:船川港、横須賀港、石垣港)のうち、石垣港港湾計画の変更に対して、環境保全の観点から、別紙のとおり意見を提出した。  変更後の計画では、新港地区土地利用計画の一部見直し、泊地水深の一部見直し、海面処分用地の新設等を実施することとなっている。  環境省意見では、  [石垣港港湾計画(変更)] (1) 海面処分用地の埋立て等に伴うサンゴ群集及び海草藻場の改変や潮流の変化等による自然環境への影響が懸念されるため、慎重な検討を行い、適切な環境保全措置を講ずるよう努めること (2) 事業実施後においては、サンゴ群集及び海草藻場の生育への影響を把握するとともに、その結果に応じて追加的な環境保全措置を検討し、実施するよう努めること 等を求めている。 なお、環境省意見は、国土交通省を通じて、港湾管理者に伝達される。 ,  令和6年6月28日(金)開催の交通政策審議会第93回港湾分科会において、3港(船川港、横須賀港、石垣港)の港湾計画について審議される。  環境省は、石垣港港湾計画の変更について、以下の意見を提出した。 ,  石垣港港湾計画の変更は、新港地区土地利用計画の一部見直し、泊地水深の一部見直し、海面処分用地の新設等を計画するものである。 ,  石垣港港湾計画の変更について、海面処分用地の埋立て等に伴う改変による自然環境への影響が懸念される。  このため、計画の具体化に当たっては、関係機関等とも調整を図りつつ、以下の点について十分配慮されるよう、港湾管理者に伝達されたい。   [石垣港港湾計画(変更)]  変更後の計画では、新港地区土地利用計画の一部見直し、泊地水深の一部見直し、海面処分用地の新設等を実施することとなっている。また、本計画の対象海域では、一部に被度の高いサンゴ群集及び海草藻場の分布が確認されており、保全すべき貴重な自然環境が存在していることから、海面処分用地の埋立て等に伴うサンゴ群集及び海草藻場の改変並びに潮流の変化等による自然環境への影響が懸念される。  このため、今後の事業の実施に当たっては、サンゴ群集及び海草藻場の生育への影響を最小限とするよう、必要に応じて、専門家の意見や助言を受けた上で、これらに配慮した慎重な検討を行い、サンゴ群集及び海草藻場の移植その他の適切な環境保全措置を講ずるよう努められたい。  また、事業実施後においては、必要に応じてモニタリングを行い、サンゴ群集及び海草藻場の生育への影響を把握するとともに、その結果に応じて追加的な環境保全措置を検討し、実施するよう努められたい。 , 連絡先 環境省大臣官房環境影響評価課環境影響審査室 代表 03-3581-3351 直通 03-5521-8237 室長 加藤 聖 室長補佐 鈴木 祐介 審査官 中山 裕貴 審査官 河合 実名子

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 環境省は、令和6年6月28日(金)に開催される国土交通省交通政策審議会第93回港湾分科会において審議される3つの港湾計画(変更:船川港、横須賀港、石垣港)のうち、石垣港港湾計画の変更に対して、環境保全の観点から、別紙のとおり意見を提出した。  変更後の計画では、新港地区土地利用計画の一部見直し、泊地水深の一部見直し、海面処分用地の新設等を実施することとなっている。  環境省意見では、  [石垣港港湾計画(変更)] (1) 海面処分用地の埋立て等に伴うサンゴ群集及び海草藻場の改変や潮流の変化等による自然環境への影響が懸念されるため、慎重な検討を行い、適切な環境保全措置を講ずるよう努めること (2) 事業実施後においては、サンゴ群集及び海草藻場の生育への影響を把握するとともに、その結果に応じて追加的な環境保全措置を検討し、実施するよう努めること 等を求めている。 なお、環境省意見は、国土交通省を通じて、港湾管理者に伝達される。 ,  令和6年6月28日(金)開催の交通政策審議会第93回港湾分科会において、3港(船川港、横須賀港、石垣港)の港湾計画について審議される。  環境省は、石垣港港湾計画の変更について、以下の意見を提出した。 ,  石垣港港湾計画の変更は、新港地区土地利用計画の一部見直し、泊地水深の一部見直し、海面処分用地の新設等を計画するものである。 ,  石垣港港湾計画の変更について、海面処分用地の埋立て等に伴う改変による自然環境への影響が懸念される。  このため、計画の具体化に当たっては、関係機関等とも調整を図りつつ、以下の点について十分配慮されるよう、港湾管理者に伝達されたい。   [石垣港港湾計画(変更)]  変更後の計画では、新港地区土地利用計画の一部見直し、泊地水深の一部見直し、海面処分用地の新設等を実施することとなっている。また、本計画の対象海域では、一部に被度の高いサンゴ群集及び海草藻場の分布が確認されており、保全すべき貴重な自然環境が存在していることから、海面処分用地の埋立て等に伴うサンゴ群集及び海草藻場の改変並びに潮流の変化等による自然環境への影響が懸念される。  このため、今後の事業の実施に当たっては、サンゴ群集及び海草藻場の生育への影響を最小限とするよう、必要に応じて、専門家の意見や助言を受けた上で、これらに配慮した慎重な検討を行い、サンゴ群集及び海草藻場の移植その他の適切な環境保全措置を講ずるよう努められたい。  また、事業実施後においては、必要に応じてモニタリングを行い、サンゴ群集及び海草藻場の生育への影響を把握するとともに、その結果に応じて追加的な環境保全措置を検討し、実施するよう努められたい。 , 連絡先 環境省大臣官房環境影響評価課環境影響審査室 代表 03-3581-3351 直通 03-5521-8237 室長 加藤 聖 室長補佐 鈴木 祐介 審査官 中山 裕貴 審査官 河合 実名子

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